
1.はじめに
補助金の申請は「やりたい事業が決まったらすぐ出せる」というものではありません。
事前に整えておくべき準備があり、これを怠ると申請できなかったり締切に間に合わなかったりします。
今回は、申請に必須となる準備事項を整理します。
2.GビズIDの取得
申請はすべて 電子申請(jGrantsシステム) で行います。
そのためには、事前に GビズIDプライムアカウント を取得しておく必要があります。
- 取得には数週間かかる場合あり
- 法人登記簿謄本や印鑑証明書の提出が必要
- 補助金申請に限らず、今後の行政手続きにも幅広く使える
👉 「補助金に挑戦しようかな」と思った段階で、すぐに申請しておくのが安心です。
3.一般事業主行動計画の策定・公表
ワークライフバランス推進の観点から、 次世代育成支援対策推進法に基づく「一般事業主行動計画」 の策定・公表が要件になっています。
- 企業規模を問わず対象(常時雇用する従業員101人以上は義務、それ未満も推奨)
- 自社のホームページなどで公開することが望ましい
- 公表していない場合、補助金対象外になるので注意
4.金融機関からの確認
補助事業を借入で実施する場合、金融機関による事業計画の確認書 が必要です。
- 銀行や信用金庫などに計画を見せ、妥当性を確認してもらう
- 事業の信頼性を高める効果もあり
5.その他の準備
- 決算書類:直近1期以上が必須
- 従業員数の確認:補助上限額に直結するため、正確に把握
- 社内体制の整備:賃上げや行動計画を実現できる仕組みづくり
6.まとめ
申請前に必要な準備は以下のとおりです。
- GビズIDの取得(数週間かかるため最優先!)
- 一般事業主行動計画の策定・公表
- 金融機関からの確認(借入を行う場合)
- 決算書・従業員数など基本データの整備
これらを早めに準備しておくことで、申請をスムーズに進めることができます。
次回は、「申請にあたっての注意点(不正・外部支援者の問題など)」 を解説します。