
1.はじめに
新しい事業に挑戦したいと思っても、資金面の不安が大きなハードルになります。
そこで活用できるのが 「中小企業新事業進出促進補助金」。
この補助金は、中小企業が既存事業とは異なる分野に進出する際に、その初期投資を国がサポートしてくれる制度です。
2.補助金の目的
この補助金は単なる資金支援ではありません。国が目指しているのは、
- 中小企業の 新市場・高付加価値事業への進出 を後押し
- 生産性を高め、企業規模の拡大につなげる
- その結果として 従業員の賃上げ を実現
つまり、「挑戦 → 成長 → 賃上げ」という流れを作ることが最大の目的です。
3.どんな事業が対象になるのか?
- 既存事業とは異なる分野 への進出であること
- 事業者にとって 新規性のある製品・サービス を開発・提供すること
- 既存の市場ではなく、 新しい顧客層やニーズ に応えるものであること
たとえば、
- 製造業がIoT関連サービスに進出
- 小売業がECやサブスク事業を展開
- 飲食業が高付加価値の冷凍食品製造を開始
などが想定されます。
4.補助金の全体像(ざっくり)
- 補助金額:最大7,000万円(従業員数によって変動、賃上げ要件を満たせばさらに上限アップ)
- 補助率:1/2(つまり経費の半分を国が負担)
- 対象経費:設備導入費、建物費、技術導入費、広告宣伝費など幅広い
- 事業期間:交付決定から14か月以内(ただし採択発表日から16か月以内)
5.まとめ
「中小企業新事業進出促進補助金」は、単なる資金援助ではなく、 中小企業が未来に向けて挑戦する背中を押す制度 です。
これから新規事業を検討している事業者にとって、ぜひ活用を検討すべき補助金といえます。
次回は、「補助対象者の要件」 について詳しく解説します。